【vol.007】…いつもガウナと散歩している公園…実は…出るらしい。




誰が、一体何のために….

柴犬ガウナ
生後4ヶ月の柴犬。いつも笑顔の彼女だが、人間には見えないものが見える不思議な力を秘めている、かもしれない…。
次女
マックのポテトだけで生きていけると豪語する小学5年生。いつもファンシーな世界を生きているので、ホラーとかおばけとかは大の苦手。寝る前にトイレは3回行く。

ガウナの散歩は基本的に朝と夕方、それと寝る前のトイレ散歩の3回。

散歩コースは特に決めていないが、なるべく車の少ない安全な道を通るようにしている。

そんな散歩の途中、一箇所だけガウナの様子がおかしくなるところがある。


公園の端に位置するところにツボをひっくり返したような椅子?がある。

いつもここを通るのだが、なぜか決まってここに近づく数メートル前からガウナは立ち止まり、この道を通るのを拒むのだ。


写真上:ツボ型の椅子に近づくのを嫌がるガウナ

半ば強引にガウナを引っ張り、その道を通過すると、何度も何度もその椅子を振り返り、急ぎ足でその場を後にする。

明らかにガウナの行動はおかしい。何かガウナには見えているのだろうか?

言われてみれば、この椅子の位置もおかしい。

こんな所は誰でも座らないし、実際に座っている人を見たことがない。

人通りも少ないこんな場所に、一体何のためにこんな椅子を設置したのだろう…。

ちょっと気になったのでガウナ抜きで偵察に行ってみた。

改めて椅子をみてみると、妙に立派な椅子だ。

やはり、表現としては「ツボをひっくり返したような椅子」というのがしっくりくる。

この椅子が広すぎる感覚で3つ並んでいる。

(ガウナにとってはこのテカりが嫌なのかな?)

何の霊感もない次女と父にとっては、やはり何の変哲もないただの椅子だった。



謎の究明には至らなかった….。

残念ながら、ガウナがこの椅子を怖がる理由は我々には分からなかった。

ガウナには申し訳ないがここは非常に安全な散歩コースなので、今後もこのルートを避ける理由にはならなかった。

父「じゃ、今後もこのコースで。」

次女「うん」

父「問題な

 

 

 

 

 

 

父「ん????」

 

 

 

 

 

 

 

……..

父「き…....気のせいか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終わり

 

※オチがなかったので、最後はフィクションオチでごめんなさい。でも、きっと本当にガウナには何か見えているんだと思います。

 

 

 


本人はライオンキングのシンバのつもりだが、西郷どんの土佐犬にしか見えないガウナ

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