誰が、一体何のために….
ガウナの散歩は基本的に朝と夕方、それと寝る前のトイレ散歩の3回。
散歩コースは特に決めていないが、なるべく車の少ない安全な道を通るようにしている。
そんな散歩の途中、一箇所だけガウナの様子がおかしくなるところがある。
公園の端に位置するところにツボをひっくり返したような椅子?がある。
いつもここを通るのだが、なぜか決まってここに近づく数メートル前からガウナは立ち止まり、この道を通るのを拒むのだ。
写真上:ツボ型の椅子に近づくのを嫌がるガウナ
半ば強引にガウナを引っ張り、その道を通過すると、何度も何度もその椅子を振り返り、急ぎ足でその場を後にする。
明らかにガウナの行動はおかしい。何かガウナには見えているのだろうか?
言われてみれば、この椅子の位置もおかしい。
こんな所は誰でも座らないし、実際に座っている人を見たことがない。
人通りも少ないこんな場所に、一体何のためにこんな椅子を設置したのだろう…。
ちょっと気になったのでガウナ抜きで偵察に行ってみた。
改めて椅子をみてみると、妙に立派な椅子だ。
やはり、表現としては「ツボをひっくり返したような椅子」というのがしっくりくる。
この椅子が広すぎる感覚で3つ並んでいる。
(ガウナにとってはこのテカりが嫌なのかな?)
何の霊感もない次女と父にとっては、やはり何の変哲もないただの椅子だった。
謎の究明には至らなかった….。
残念ながら、ガウナがこの椅子を怖がる理由は我々には分からなかった。
ガウナには申し訳ないがここは非常に安全な散歩コースなので、今後もこのルートを避ける理由にはならなかった。
父「じゃ、今後もこのコースで。」
次女「うん」
父「問題な…」
父「ん????」
…
……..
父「き…....気のせいか…」
終わり
※オチがなかったので、最後はフィクションオチでごめんなさい。でも、きっと本当にガウナには何か見えているんだと思います。
本人はライオンキングのシンバのつもりだが、西郷どんの土佐犬にしか見えないガウナ
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