犬と迎える素敵な朝
今日は日曜日。カーテンから朝日が溢れる。
父は目を閉じながらも、リビングから聞こえる子供達の声に幸せを覚えていた。
次女「ガウナ。父を起こしておいで!」
最近、室内での行動範囲が広がってきたガウナにとって、ジャンプで登れるようになった寝室のベッドは自分の成長を感じることができる新しいフィールドだ。
自信満々にベッドに飛び乗り、父の顔の位置まで駆け上がる。そして、荒々しい鼻息と共に父の顔をペロペロ。
父「ありがとう、ガウナ。ううっ..おはよう..ありがとう、もう良いよ、ありがとう!」
荒々しいモーニングコールに困りながらも、やはり嬉しい。
父思う。「犬と迎える朝って、最高じゃん!」
おや?ガウナの様子がなんか変だぞ??まさか…
…最高じゃん!」にかぶるくらいのタイミングで、ガウナの表情に変化あり。
父「ん?」
ガウナ『…ッ』
次の瞬間。
父「あ”〜〜〜〜〜!!!」
父「うんこ〜〜〜!!」
ガウナは隣の母の枕の上で、ほっかほかのうんこをこしらえていた。
父「次女〜〜!!」
次女「いや〜〜〜!!!」
母「ガウ〜〜!!!」
長女「やったん?うんこやったん?(やじ馬)」
父はガウナを抱え上げ、次女にパス。
その間も漏れうんちは次々とベッドの上に生産されていく。
ガウナの朝の野外活動はそこであえなく終了し、そのまま独房(ケージ)に戻された。
爽やかな朝が一転。壮絶な修羅場と化してしまい、みんなぐったり…。おもろいけど。
第一回ガウナサミット開催
我が家では今回の事故発生を重く受け止め、ガウナの健やかなる成長、家族との友好な関係性を維持することを目的とした「ガウナサミット」を不定期で行うことを決めた。
第一回ガウナサミットの議事録は以下の通り。
ガウナがケージ内でおしっこを成功したことに満足し、うんち未確認のままケージの外に出してしまった。(次女)
原因2
ガウナが寝起きをペロペロしてきたことにデレデレしてしまい、ペロペロ(天使)の裏で肛門が膨らんでいる(悪魔)のを見逃してしまった。(父)
ガウナがハンバーガーなら、うんちポテトでおしっこはコーラ。常にセットで考える。
再発防止策2
ガウナの顔を見る暇があったら、常に肛門に意識を集中する。
以上
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